俳句、短歌、川柳など、定型詩。
日光の 青葉を分けて、 飛沫、落つ。
青葉分け、 スイッチバック、 行く列車。
歳とると、 無理がきかない。 思い知り、 寂しくなるが、 やん事もなき。
新茶の香、 分けて先急く、 君の下。
鯉のぼり、 明日に向かって 風の中。
文字だけじゃ、 伝わるものも 伝わらぬ。 それでも止めぬ、 それが文学。
五月雨や、 旅をおもへど、 気もそぞろ。